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サトノジェネシス快勝! 兄ダイヤモンドとの違いは?/丹下日出夫

2018年11月19日(月) 20:01 0

『POGの王道』でおなじみの丹下日出夫が、週末に行われた全2歳戦のなかから、ダイジェスト映像とともに今後クラシック戦線で有力になるであろう若駒たちをピックアップしてご紹介! 今回はnetkeibaのPOG指名馬ランキングでも上位に推されるサトノジェネシスが登場。3年前のPOG本で全兄に当たる“現サトノダイヤモンド”を推奨していた丹下。ジェネシスの兄を彷彿とさせる快勝劇に、手放しの称賛!…と思いきや、評価は意外に慎重で…?(※評価はS〜Eの6段階)


■ニシノデイジー(牡2・ハービンジャー×ニシノヒナギク)

17日(土):東京11R・東京スポーツ杯(GIII)/芝1800m/1分46秒6(良)

 ズイと首を低くして襲いかかった、あの札幌2歳Sの躍動力は本物だろうか? 東京の11秒前半のラップを、高速の芝をどうさばくのか。ヤマカンで予想印は打てるが説得はしきれない? 結果が出るまで語れない予想家でごめん。

 なんて、1000m通過。60秒4のスロー、ときおり首を振ったりはするが、エキサイトというよりは遊んでいるようにも見える。今週からCコースかわり。馬群の内というのも、脚がたまった要因にもなったが、後半5Fはすべて11秒台で推移。単なる軽い上りだけの勝負ではなく、持久力も同時に求められる底力勝負を、上り33秒9、前年のワグネリアンと同じ1分46秒6でもぎとった。

 母、祖母は未出走。しかし牝系の大本は桜花賞・スプリンターズSを勝ったニシノフラワー。大事に守り育ててきた血統が息を吹き返した。

 同タイム2着に、最速の上りでアガラスがハナ差突っ込み、ヴァンドギャルドは一旦先頭。腰に肉が増し体力がつけば、ヴェロックスも道中体当たりされても跳ね返すようになるだろう。

 本命のルヴォルグは、残念ながら今日は、心身ともにゆるみが多く、ムーアも跨った瞬間、今日は勝ち負けできる造りではないと観念したかもしれない。

 古くからあるセオリーだが、新馬を勝って中二週で、特別ましてや重賞を使うというローテーションは、ポカが生じやすく、予想印は用心しなくちゃいけないんだよなぁ。うーむ。競馬場の赤い夕陽も泣いていた。【評価A/適性・芝2000m】


■サトノジェネシス(牡2・ディープインパクト×マルペンサ)

17日(土):東京3R・未勝利/芝2000m/2分0秒8(良)

 全兄サトノダイヤモンドより、若干寸詰まり、体重は478kg(前走比-2kg)。パドックでは、今日も燃えている。

 初陣と同様、一完歩立ち遅れ気味に出たが、事前に聞いていたのだろう。1コーナーを回るまでに、ムーアが内に外に、自在に一気にコントロールしてポジションをとる。道中1000mは1分1秒8のスロー、なるほどこのぺースでは、好位にいないと話にならない。

 直線を向き早めに手綱が動き、反応するまでにワンアクションあったものの、ラスト3Fのレースラップは11秒5-11秒5-11秒4(34秒4)、自身のソレは34秒0。兄と同じく、スパリというよりは漸進といった感じの伸び脚。今週からCコースへと替わり、馬場コンデイションをもう一度精査する必要はあるが、2分0秒8なら上出来。まだ不確定要素が多い馬だが、何だか気になるあんちくしょう…。【評価A/適性・芝2200m】


■ケイアイターコイズ(牡2・キンシャサノキセキ×ケイアイデイジー)

17日(土):東京4R・新馬/ダ1400m/1分25秒3(良)

 毛色鉄紺、ムチムチの508kg。気持ち太いが、体型は7Fダートにピッタリじゃないか。

 調教は山内流のCW・3F重点のインターバル調教。ただ、併せ馬は遅れ気味。いきなり重い印を打ちづらい。

 しかしパドックを見てびっくり。好スタート決め、1000m通過は61秒4というタフなミドルを好位。いったん2着馬に交わされたが、ラスト1F標識から再加速。上り2F・11秒7-12秒2というレースラップを盛り返すようにして新馬勝ちをゲット。1分25秒3は、1Rの未勝利より1秒速く、翌日の古馬500万を上回っていた。

 ちなみに母はダート6〜7Fで2勝、芝の6F・葵S勝ち。全3勝の中身はなかなかだ。距離はたぶんマイルまでだろうが、ダート・芝兼用の短距離オープン候補。【評価A/適性・芝・ダート1400m】


■アクアミラビリス(牝2・ヴィクトワールピサ×アクアリング)

17日(土):東京5R・新馬/芝1600m/1分37秒2(良)

 半姉のクイーンズリング(父マンハッタンカフェ)は、エリザベス女王杯優勝。父がヴィクトワールピサにかわり、首がいくぶん短く高くなり、サイズも428kgと小さめ。パドックの仕草も競馬も勝気。微妙なコントロールが必要なタイプだが、スローの上り勝負とはいえ、11秒7-10秒6-11秒1を二番手から押し切り勝ち。「あの新馬は10秒6で走ったんだよな」という機会が、どこかでやってくる。

 ホームの関西に戻れば、輸送や負担も軽減するか。【評価B/適性・芝1400m】


■ジョディー(牝2・ダイワメジャー×ミスティークII)

18日(日):東京9R・赤松賞(500万)/芝1600m/1分34秒3(良)

 6月の東京・芝1600mを1分35秒9で新馬勝ち。翌日同じ条件をグランアレグリアが1分33秒6でブチ抜けた。横並びされるとなんだか辛いが、2歳6月に東京マイルを1分35秒台で走れれば、普通はオープン特別のひとつくらいは勝てる。

 ただ、新潟2歳Sは16kg増、サフラン賞もまだ、腰の動きが硬め。後肢の送り込みが浅くなっていたが、赤松賞は11秒4-11秒1-11秒6というメリハリの利いたラップでパンチアウト。走破タイム・1分34秒3は、先におこなわれたアルテミスSと小差。2月の東京のクイーンCあたりを展望できる好タイムだった。

 2着のマドラスチェックには、ちょっとびっくり。当コラムで、つい2回前にピックアップし、「もしかしたらダート馬かも?」と書いたが、おお。ゴール前盛り返すようにきわどいハナ差に迫ってきたよ。

 レディマクベスは、終始引っかかりっぱなし。中2週というローテは、キャリアの浅い牝馬にとってはかなりキツい。【評価B/適性・芝1400〜1600m】


■ペレ(牝2・ハーツクライ×ホットチャチャ)

18日(日):東京4R・未勝利/芝1600m/1分35秒5(良)

 今週からのCコースは、内から2〜3頭目くらいをタイトに回った馬有利。外差しは苦戦中、ましてや5F通過は60秒5。決して差し・追い込み型には有利とはいえない条件下でレースの上りが35秒0に対し、自身のソレは33秒8。終わってみれば、1分35秒にまとめている。前走比14kg減、438kgで出走したが、ぺちゃんこにはなっていない。ハーツクライ牝馬は、少し減っても、使えば盛り返して増えてくれる。そう、リスグラシューは、ホントにいいお手本です。ちなみに半兄は菊花賞2着のエタリオウ。成長力に富む熟成系だ。【評価A/適性・芝1800m】


■プランドラー(牡2・ディープインパクト×プラウドスペル)

18日(日):京都3R・未勝利/芝2000m/2分1秒3(良)

 横山典騎乗の5番馬が大逃げ、1000m通過・59秒3に場内が沸く。

 しかし、離れた好位、ムーアはまず、インを試す、こだわる――なじみの少ない、まだコンディションを把握していない競馬場では、イン待機が世界の常識。注文相撲にも惑わされることなく3Fから追い出し開始。さすがにあのミドルで展開すれば、レースの上りは12秒1-11秒8-12秒0(3Fは35秒9)を要したが、二枚腰をつかって2分1秒3。それなりの時計でまとまった。

 ただ、同日の5Rの新馬戦のタイムも、ピタリ2分1秒3。前半のペースに違いはあるが、上りラップ構成は新馬戦のほうが上。手放しで万歳するには少し早いかもしれない。

 タイプとすればパワー型、芝なら2200〜2400mがいいのかな。あの広い胸の構えなら、もしかしたらダートに適応力があるかもしれない。【評価B/適性・芝・ダート2000m】

(文中敬称略・監修:丹下日出夫)
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