先日グリーンチャンネルで宮崎北斗特番を放送してもらいました。その名も、水曜馬スペ『自宅で出来る脳科学エクササイズ』

競馬番組なのに、一切競馬の話をせずにひたすら私がカラダの事を教えるというシュールすぎる1時間番組となりましたが、多くの方から『面白かった！』との反響をいただけて安心しました。

実はこの時の収録、例に倣って今流行りのリモート撮影で、使った機材はなんと私のipad。

YouTube動画で培われた撮影技術が図らずも活きる形となりました。

セッティングからライティング、Zoomに繋ぎながらの収録まで…完璧すぎるとスタッフの方からお褒めの言葉をいただき、予定の収録時間を大幅に短縮して終了。

なぜここまで出来るのかと、騎手である事を疑われかけましたが、もちろん全ては騎手を頑張るために行っている事だと言い訳しておきます。

もっとたくさん乗せてください(笑)。

さて、今回は開脚を柔らかくする方法をご紹介します。

その名も『安産ポーズ』！？

実は硬くなりがちな内腿の筋肉は、骨盤底の筋肉とつながっています。

骨盤底なんて意識する事は少ないですよね……。

詳しい人だと『骨盤底筋トレーニングとかやってますよー』とか言うけれど。

そんな人にも私が伝えたいことは、鍛えるだけがトレーニングじゃない！っていうこと。

筋肉に力を入れるのはひとつのスキル。

だとすれば逆に力を抜くのもトレーニング可能なスキルです。

特に骨盤底は、無意識に力が入りっぱなしになっていることが多い場所ですので…その抜き方をトレーニングする事でこんなに体が変わりますよ！って言うことを、動画ではお話しています。

また、動画の中では紹介していませんが、骨盤底なんて全然イメージできない！ って言う人には、タオルを丸めて座ることをオススメしています。

そこで同じように呼吸を入れる感覚を練習することで、お尻の下が動くのを感じやすくなるはずです。

馬に乗る人たちの間では、乗馬は最高の骨盤底トレーニングという風に言われたりしますが、実は多くの人が鞍に跨ることで骨盤底の働きを悪くしています。

馬の上の不安定さや、下から伝わる衝撃に対応できずに硬くしている事が原因なのですが、そんな方にも、このエクササイズは是非試していただきたいものになっています。

うまく骨盤底を動かせるようになると、馬へのフィット感が変わってくるはずですよ！

と言うわけで、今週も最高のコンディションで競馬を頑張りましょう！